Friday, August 21, 2009

昨日の続き

「ここって本当に医院かしら」
「なんでみんな私に対してやや冷たい感じなんだろう」

などかなり心配になってきたときに、20分遅れて診療開始。ただし、「次の方どうぞ♡」というきれいな看護師さんの声ではなく、体格のよい男の人がドアを開けたら患者の一人が立ち上がって先生と握手をかわし奥の部屋に消えていくという方法みたいである。

「先生が患者を呼びにくるのか?!」

20分くらい経ってやっと次の人が呼ばれて立っていった。しかし前の患者はいつまでたっても出てこない。

「さっきの患者はどこに行ったのだろうか」

一人に20分かけ、看護師がいない、患者はどんどん消えていく...いったいココはなんだ?勇気を出して隣の女性に、
「(おそるおそる)ここのお医者さんはカゼの患者もみますか?」
「もちろん!」
「それではなぜこんなに時間がかかるのですか?」
「話を聞いてから奥の部屋で体の各所を診るからよ」
だそうです。日本の3分診療が懐かしくなってきた頃(入室して2時間くらい)、やっと呼ばれて無事に抗生剤の処方箋をもらえたのです。わざわざ立ち上がって見送ってくれる先生と握手をかわしてから別のドアから退室しました。

ちなみに、新しくきた患者は必ずBonjour!と他の患者に挨拶して入室してきました。私は挨拶をしなかった(東京と同じような感覚)から初めやや冷たい雰囲気だったのかもしれません。みなさん、どこにいても挨拶は大事です。

夜間の咳発作は昨晩1回に減りました。しめしめAmoxycillin 3g3xがよく効いているようだ。

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