Friday, April 16, 2010

悩めるお年頃

さて小学校に入って楽しいこともつらいこともある長男。現在はやはり保育園のぬくぬくとした雰囲気から一転した田舎の公立小学校ですから、さまざまな経験をして帰ってきます。そして毎晩寝る前、一番落ち着く時間になるとその日の困ったことや嬉しかったことをいろいろと教えてくれます。

以前もお話しましたが、男子はう○ちをするとすぐにばれるので(便座のあるトイレを使うときは必ずう○ちだから)、長男は学校でう○ちがなかなかできず、学校が始まってすぐくらいに肛門裂傷(切れ痔)になってしまいました。これはいまだに100%治ってはおらず、たまに切れては薬を塗って…の繰り返しです。我が家ではプルーンを常備するようになり、子供たちは積極的に摂取しています。保育園ですらあまりう○ちをしない我が家のお二人さんですから、小学校ではまず出ないでしょうね。終末にどっか~んとまとめてトイレに通っています。こちらは水曜日が休みなので、そういう意味では助かっていたりします。

長男の最近までのもっぱらの悩みは足が遅いことでしたが、それはこの間の800メートル走でいったんは終止符(別に解決されたわけではない)。

そして昨晩寝る前の「悩み相談室」ではついに禁断のおち○ち○の話になりました。どうやらフランスの子供たちのおち○ち○は自分のよりサイズが大きいらしく、彼は周囲の子供たちに「お前のは小さいな~」(←セリフは想像)と言われるらしいのです。さらには、割礼をしているお友達もいるらしく、純和風な我が長男はどうやったら自分のも「ああいうふうになるのか」日々研究しています。サイズ争いはこの年で始まるのか?

この類の悩みが続くようなら、かっこいい励ましの言葉を募集することにします。

Thursday, April 15, 2010

成績

長男が成績表をもらって帰ってきました。だいたいの項目で上がっているようなので、1学期から2学期にかけてそれなりの進歩があったようです。特に算数はすべての項目で最高得点で、内容は簡単ではあるけれども(1ケタの足し算)押さえるべきところは押さえていて安心しました。

しかし最後に先生から手書きコメント:「言葉は理解できるようになってきているが、授業中の態度が悪い。お友達に迷惑がかかります」と。自分でいうのも何ですが、私は一度も自分の成績表にそのようなコメントをされたことがありません。男の子と女の子の違いでしょうか、小学校1年生(しかも外国で)からそんなことを言われて、中学高校になったらどうなるのだろうか?

前エントリーは先生に怒られた次男についてだし、今後我が家は学校でどのようなトラブルを巻き起こしていくのだろうか?

呼び出し覚悟の母です。

Tuesday, April 13, 2010

引きずる子

次男が先生に怒られました(別に初めてではありませんが)。授業中落ち着きがなく、隣の子をグーでなぐったそうです。迎えに行ったら本人は泣き出し、先生がJe l’ai grondé(彼をしかりました)と説明してくれました。先生がベテラン中のベテランで非常に信用のおける人です。

帰宅後なぜその子をなぐったのかなどと問い詰めても「忘れた」と言ってなかなか説明しようとしません。彼はかなり特殊な性格で、他人から見たらあまり素直でかわいい性格ではありません。絶対に自分の非を認めません。ちなみに写真はフランスでほぼ一年間過ごした学校での彼です。家とは別人です。

翌朝は学校に行くまで「お腹が痛い」「足が痛い」などと言って登校拒否気味。学校に着くと先生に挨拶をしませんでしたし、教室に入ろうとしませんでした。前日の苦い思いのことをよく覚えていてかなり引きずっている状態です。

そういえば昨年4月に私が長男だけ連れてフランスに下見旅行に行った際に、成田までお迎えにきた次男の態度は行く前とはまったく別物でした。行く前は普通に母親になつくかわいい子供だった彼ですが、10日間ほど離れた後(離れただけではなく、自分だけ置いてきぼり…)1カ月くらいまともに話してもらえませんでした。彼が3歳のときの話です。

長男は次男に比べるともう少しサッパリとした性格で、長期記憶はあまり発達していません。長男は翌朝には前日のことをすっかり忘れるようで、It’s a new day! 的な態度です。

次男はその性格で損をしているように思えます。どのようにプラスの方向に持っていったらよいのかは現在研究中です。

Sunday, April 11, 2010

La Villette

パリにあるLa Villetteに行って参りました。「科学館」みたいな感じです。年齢に応じて水力、磁石、鏡、知覚などなどについて体験しながら学んでいくことができます。

途中長男がおばあちゃんにもらった大事な財布をなくしたことに気付きましたが、遺失物センターで保管されており、日本以外にもなくしたものが出てくる国があるんだ~と感心しました。

2本目の歯が抜けて少しお金持ちになった長男は帰りに自分のお金で「考古学者セット」を購入しました。これはハンマーやナイフ、ブラシなどの道具を用いて土の中にある8つの石を探していく遊びです。丁寧な刃物さばきで見事にピンクや紫の石を見つけて満足していました(写真)。

ちなみに、地方電鉄SNCFがストライキ中なので今日は車で行きました。そしたらLa Villetteでも清掃スタッフがストライキ中のため館内の衛生状態については保証し兼ねますという貼り紙。どこもかしこもストライキのフランスです。冗談ではなく、ほぼ毎日ラジオで「本日~がストライキ中のため~に影響が出ます」というアナウンスが流れる国です。日替わりで不満をぶちまける国民性です。