Thursday, June 24, 2010

Ile d'Oléron総括

長男の小学校で企画されたショーに出席してきました。3月にみんなで行ったIle d'Oléronでの5日間を1時間くらいのミュージカルにしてくれました。バスで学校を出発するところ、ご飯を食べるところ、観光などのシーンをダンスや歌で表現してくれました。
ビデオでは初めみんな車酔い状態を演じています。その後Les Médicaments(薬)という歌を歌っています。

Pas de medicaments, maîtresse
Pas de medicaments

薬がないよ、先生
薬がない

と歌っています。長男もなかなかの演技力です。

Wednesday, June 23, 2010

Cabaret本番

INSEADらしいことをしてきました。年に2回行われるCabaretで友人(フランス人)に日本語の歌詞を覚えてもらい、森山直太朗さんの「さくら(独唱)」の伴奏をしてきました。 その結果、大反響を呼び、各方面からほめられてしまいました。ちょっといい気になっていますが、本当は10か所以上間違えているのです。みんなの知らない曲でよかった(冷汗)....本番前はわりと落ち着いているつもりでしたが、結果的に練習でしないような間違いをしていることで緊張していたのだな~と後になって思いました。 ともあれ、INSEAD最後の思い出になりました。今、全員で思い出作りに走っています。

Tuesday, June 22, 2010

子供たちにとってのフランス

さて、兼ねてから子供は一年間でバイリンガルになれるかというテーマについて意見を述べてきました。そろそろ一学年修了するのであらためてこれについてコメントをしたいと思います。

まず、やはり無理でした。むろん「バイリンガル」の定義にもよりますが、まだまだわが家のお二人さんは日本語のほうが得意です。当たり前か。

二人とも頑張って毎日学校に通い(ほとんど皆勤賞です)、フランス語にだいぶ激しくもまれてきました。

長男はCPといって小学校一年生です。秋から冬にかけてはポケモンカードのおかげで上級生の友人が主でしたが、春くらいから同学年の友人が主となり、今ではクラスの子供たちとサッカーや鬼ごっこをして遊べるようになりました。

次男は幼稚園の年中に通いました。今は怒るときと泣くときはフランス語でいろいろと訴えてきます。間違ったフランス語文法でしゃべると即時に兄貴から訂正が入ります。

フランス語歴20年以上の私に比べると二人ともまだまだ語彙数や文法の知識はありませんが、私と決定的に違うのは、二人とも構えていなくても聞き取れているということです。私はフランス語でしゃべるときに風すら吹いて欲しくないほど全神経を集中させますが、彼らはテレビを見ているときにフランス語で話しかけられても100%聞き取れています。これはうらやましいことです。語彙力や文法は後から勉強できますが、ナチュラルに聞き取る力はなかなか身につきませんから。

ということで、日本に帰国してもしばらくは引き続き二人をフランス式教育のまま育ててみようと思います(親の果たせなかった夢を背負ってもらっている)。

Monday, June 21, 2010

残り10日

INSEAD生活も残り10日となりました。あっという間の楽しい一年でしたが、この生活を二年間やろうとは思いません。結局せっかちな私にとっては一年間のMBAというのは非常に性に合っていました。

残り10日、周囲は卒業旅行(目的地はギリシャ・ミコノス島、私は不参加)の話や卒業後の話を楽しそうにしています。ほとんど誰も勉強していません。

私は図書館でこれを書いています。なんで自分だけぎりぎりまで勉強しているのだろうか。