Friday, September 25, 2009

National Week

INSEAD名物、National week。今週はLebanon Weekでした。学生主催のこの催しに、いろいろな会社から金銭的なスポンサリングがつきます(今回は30,000ユーロ集まったらしいです)。レバノンワインテイスティング、パリからシェフを呼んできてレバノンディナー、レバノン定番の朝食や昼食、レバノン料理教室、レバノンの伝統的ダンス、レバノン式パーティー(パーティーはなんだかいつも通りの踊り&お酒でしたけど)などなど。

Canada weekとかHeart of Europe Week(ドイツ語圏=ビール!)今から楽しみです。

Thursday, September 24, 2009

中間テスト

今日はミクロ経済の中間テストがありました。なんだか懐かしい響き:中間テスト。前日徹夜して勉強する人、あきらめてサルサクラブで踊りふける人、普段から勉強しているから余裕の人…様々な同級生がいました。

写真は試験前日のreview session(試験準備用の授業)の風景です。前日に教授からメールがあり、何事かと思いきや、「明日授業でアナタの写真を使用してもよいですか」とのこと。よく分からないまま承諾すると、ナルホド、ミクロ経済学だけに商人の一人という設定で顔が利用されていました。

今日の中間テストはClosed book with a A4-sized cheat sheetという条件つきでした。Closed bookとは、教科書持ち込み不可という意味です。試験だから教科書は持ち込めなくて当たり前なのですが、後に別の科目でopen bookの試験があるので驚きであります。Cheat sheetとは、A4紙を一枚持ち込めるということです。このA4にはミクロサイズの文字でいろいろな情報を書き込めます。学生の間で出回っているサンプルcheat sheetの文字は小さすぎて虫眼鏡でもない限りアタシには解読できないので、今日はそのサンプルを拡大して持ち込んでみました。

試験終了7時間後に最後の授業が終わったのでロッカーに寄ろうとしたら、ミクロ経済の教授自ら学生のpigeonhole(学生一人一人にあてがわれる郵便受けです)に試験を返却していました。採点が は、はやい…..試験の結果はともかく、当日に結果が分かるのは嬉しい限りです。

Tuesday, September 22, 2009

体臭結末

今日はついに運命の日。「生活環境係」(♂)をつとめている友人に体臭の原因となっている方(♂)に事実を伝えてもらいました。その方はだいぶ落ち込んだようです。将来の職場ではなく学校という場で伝えられてよかったのかもしれませんが、明日から状況がどう変化するのかまだ誰も知り得ません。

においまでインターナショナル

人間の体臭とは不可思議なものです。ある人には耐え難い体臭も別の人からすればいいにおいになったりもします(本当かいな)。

INSEADのようなインターナショナルな場にいると体臭も実にインターナショナルです。私はここ3週間の授業中、ある独特のにおいのせいで気分が悪くなります。普段の整形外科手術は一般外科や産婦人科や耳鼻咽喉科のオペなどに比べると清潔で、もしかしたらここ数年間私は世の中に出回っている様々なにおいや汚物に触れずに過ごしてきたのかもしれません。

体臭の原因は、遺伝、自己管理不足、摂取物が挙げられると思っています。ニンニクを食べた翌日はなんだか自分がくさいような気がします。不思議なことに「アメリカ育ちの~人」は「母国に住んでいる~人」よりも体臭を軽く感じます(あくまで仮説ですが、この仮説は周囲から同意を得られることが多い)。世界の中で日本人をくさいと感じる人もいることでしょう。

気分不良を訴えるクラスメイトの女子生徒がいます。二人で「生活環境係」に相談したところ、体臭の原因となっている方に明日その旨を伝えてもらうことになりました。どうなることやら。明日に続く。

Sunday, September 20, 2009

お誕生日会

次男がお友達のお誕生日会に誘われたので、私は土曜日授業が終わり次第プレゼントを買って帰宅し、早速次男と長男(長男はおまけ)と一緒に出かけていきました。子供8人と大人4人(子供を置いて帰る親もいました)で行われた楽しい会でした。

まずは庭に隠されてあったジャムの瓶を子供たちが探し、その中に入っている手紙の通りにゲームを行いました。目隠しで味見した食材を当てるゲーム(ハチミツとかバナナとか)、的に向けてボールを投げて点数をかせぐゲームなど。長男次男ともに普段は新しい環境にすぐには馴染めないくせになぜか二人とも最初からノリノリでした。

次に手作りのケーキが二種類振る舞われましたが、定番の歌”Joyeux anniversaire♪”は歌いませんでした(なぜでしょう?)。

さて、新しい学校に入って2週間、なぜ次男を誘ってくれたのかが話の中で段々と分かってきました。誕生日の男の子は学校初日にご両親に以下のように報告をしたそうです:

「パパ、ママ、日本っていう国を知ってる?僕のクラスに日本から来た子がいるよ!」
「パパ、ママ、英語でありがとうって知っている?その子は先生たちに英語で話していたよ!」

次男はどうやら日本の保育園でつちかった英語能力(たぶんたいした語彙力はない)をフルに活用して初日に先生たちと話をしていたそうです。彼にとってはフランス人もアメリカ人もイギリス人もみな同様だったのでしょう(確かに見た目はあまり変わらないか?)。

その子はすっかり次男に興味を持ってしまい、今回のお誕生日会に誘ってくれたということです。そこのご家族のママはこの町の議会議員さんで、長男の隣に座っている子のことや長男のポケモン仲間までも知っていました。やはりこれくらいの規模の町だとみんな知り合いなのです。

子供たちのおかげで、ただのINSEAD生だとなかなか経験できないようなことを経験させてもらっています。