Saturday, October 3, 2009

自転車

長男が6歳の誕生日を目前にやっと自転車に乗れるようになりました。4歳の誕生日に補助輪つきの自転車を買ってもらって以来毎週のように主人と練習していましたが、なかなか補助輪が完全に外せるレベルになりませんでした。しかしこちらで出会ったお友達のおうちに遊びに行ったときに自転車の練習を一緒にして少し刺激された上、日本にいる主人との約束の中で冬休みまでには補助輪を外すというのがあるらしく、最近やたらと自転車の補助輪を外すことに本人が意欲的でした。

今日私が学校から帰宅すると、なんだか庭でがちゃがちゃやっている長男。自分で補助輪を外していました。やる気まんまんです。そこまでやる気があるのならこちらも付き合うほかありません(本当は勉強しなければならないのに)。まずは庭の芝生でお手並み拝見、手ごたえがよいので家の前の通りでさらに練習。そして最後にはINSEADにある広場まで出張していって練習しました。

明日も練習したらマスターしそうです。

Friday, October 2, 2009

LPG

今学期の科目の中でLeading People and Groupsというものがあります。評判の良否は人それぞれですが、細かい計算や暗記物がない分、我々が今学期受ける授業の中でもっとも「楽」な授業のはずです。ただし、そのタイトル通り、リーダーとしての素質を育てる目的があり、毎度毎度深く考えさせられる内容であります。

先日の授業は上司や部下に如何にうまくfeedbackをするかというテーマでした。現在毎日ともに過ごしているグループメンバーにグループワーク中におけるお互いのpositive feedbackおよびnegative feedbackを口頭で伝えるという時間があり、ここで変な汗をかいて一年分の神経を使いました。

私のグループはなかなか面白いグループで、私を含め5人で構成されています。それぞれ強い個性の持ち主ですが、今までなんとなくバランスをとりながら様々な課題をこなしてきました。今まで密に時間を共有してきた仲間に「アナタのココが気に入らないからこうしたほうがいい」などということを本人や他メンバーを前にして伝えるなんて難しいですよ。

私が言われたことは、もっと発言しなさい、調和のために意見を簡単に変えてはいけない(日本の方々は信じられないでしょうが、INSEADにくるとこの私が「調和重視」と思われるのです)、口調を和らげて、などでした。1か月しか一緒にいないのにみんな本当によく見ている!

変な汗をかいて一時間、今後このグループは成り立つのだろうか…という当初の心配をよそに元通りのなごやかな雰囲気に戻りました。

Wednesday, September 30, 2009

子供の習い事

2歳差の兄弟がいると、習い事を合わせるのか合わせないのかでまず迷います。合わせておくと後々趣味が合いやすいとか、共通の話題があって兄弟仲がよくなるとか、送迎が楽であるとか、利点はたくさんありそうです。しかし、フランスでの一年間はとりあえず兄弟の個性(親が勝手に決め付けた個性)を活かして別の習い事を始めることにしました。

まず、なよなよ系の長男には紳士のスポーツ、テニス。我が家は主人も私もテニスをするので、子供たち二人がテニスを習えばダブルスができます(最近紫外線恐怖症の私はめっきりテニスをする頻度は減りましたが)。たまたま近くに住む日仏家族のママからお誘いがあり、長男はお友達と一緒にレッスンを受けることになりました。今日そのレッスンを初めて受けてきました。コーチによると、そのお友達が日本語に訳してくれるのでまったく問題なくレッスンできたそうです。本人も汗だくになって楽しんでいたようです。

そして我が家の通称デストロイヤー、次男坊。彼には柔道をさせることにしました。やんちゃで乱暴な部分をプラスの方向に活かしてもらえれば…というのは半分ウソですが、彼にとってばたんばたん倒れたり人ともみ合ったりするのは楽しいのではないかと考えました。これもやはり同じクラスのお友達が通うことになっているということで仲間に入れてもらいました。オリンピックを観戦しても分かるようにフランスは柔道国で、こんな田舎にも柔道場がありました。今日行ってみたら、変な色つきのタタミ(緑とか青とかオレンジとか)の柔道場、および多量の柔道着がありました。先生のいうことは全く聞かなかったようですが、本人は楽しんでいたようです。

習い事をして学校とは別の場でお友達ができればよいなと思います。

Sunday, September 27, 2009

3度目のディズニーランド

本日3度目のディズニーランドへ行ってきました。今回は勇気を振り絞って大人一人(私)+子供二人で行ってみました。疲れはするものの、案外乗り物も乗れて「不可能ではない」という結論に至りました。大人が二人いるとずっと楽ではありますが。

やはり喫煙者が多いディズニーランド・パリ。パンフレットには「園内禁煙」と書いてあるにもかかわらず、喫煙所以外でタバコを吸っている人を数多くみます。

話は変わりますが、今日は子供たち二人を連れてレストランに入る勇気はなかったので、朝から母におにぎりを作っておいてもらってそれを園内で食べました。日本のディズニーランドでは飲食物持ち込み不可ですが、こちらはそのような規則はないらしく、お昼の時間になるとサンドイッチやパンなど自分で持ってきたもので昼食を済ませるお客さんが多くいます。黒い海苔を巻いたおにぎりはなかなか目立つようで、周囲のフランス人の方にめずらしい目で見られました。

今日は怖がりの長男をホーンテッド・マンションに連れていってみました。その前に乗ったティーカップ(写真参照)も初体験で乗る前は怖がっていたのですが、私の説得に応じて乗った後は楽しくて仕方なかったらしく、空いているのをいいことにすぐに続けて二度目も乗りました。このように最近は彼も6歳を前にして多少チャレンジ精神が出てきたようです。パリのホーンテッド・マンションは日本やアメリカのものより少し凝っていて、ジョークがどこにも見つからないので世界で一番怖いかもしれません。

パリでは日本やアメリカのディズニーランド以上にキャラクターに会える機会が多いです。しかも、かなりめずらしいキャラクターが多く、白雪姫やジャスミンならまだ分かるのですが、ディズニー映画「ノートルダムの鐘」に出てくる悪役フロローや白雪姫の魔女も登場するので面白い!今日の魔女は役に入りこんでいて全く笑いませんでした。フロローもサインを求める子供からペンを奪い取ったりするものだから我が家の二人は怖がって一緒に写真を撮りたがりませんでした。

このペースでいくとディズニーランドの年間パスポートはモトがとれそうです。