P4の前半は2教科しかなく、なんだか楽な学生人生です。その2教科とも人気教授なのでかなり期待していました。ところが、昨日受けた授業の教授、これまでの人生、幼稚園からINSEADまでで習った先生・教授の中で一番の変人でした。
話は逸れますが、高校のときの物理の先生も変人でした。いきなりヒトラーの話や真似をし、重要な公式を黒板に書いた後に中国製の銅鑼(直径1メートルくらい)をたたいて生徒の注意を引きました。私は「変わってるな~」と思っていつも見ていましたが、卒業後にお会いしたときはセクハラで女子生徒に訴えられ、強制?退官した後でした。私自身その女子生徒とは面識がありませんが、多分先生は先生らしくしていただけだと思ってしまいます…起訴社会アメリカですから気をつけなくてはなりませんね。
さて、物理の先生を上回る変人に昨日出会ってしまいました。
この教授はスペインの出身ですが、英語で行われる授業の大半は普通の社会では使ってはいけないような言葉づかい、言い回しです。英語ではpolitical correctな単語を使用することを学校や社会で習います。日本語でも明治以前は目の見えない人に対して「めくら」などいう呼称がありましたが、ここ100年で徐々に「目の不自由な人」「視覚障害者」などと差別用語は使われなくなっています。この先生はそんなデリケートは言い回しを一切しません。
過去に自分の言葉づかいや授業スタイルを直そうとしてくれた女性生徒に見立てて、ろれつが回りにくいアテトーゼ患者の真似をしながらバカにして話します。犬は暴力をふるうために飼う(蹴るにはちょうどよい高さのところにいる)と言います(動物愛護団体が聞いたら激怒しますよ)。
この先生は自分でも「私はアメリカでは働けませんし働きません」と宣言していました。ま、この人がアメリカで教壇にいたら5分で起訴されること間違いなし。
さて、いったいなぜこの人がこんなに人気者なのか?という疑問の答えを出すためにこの授業を追及していこうと決心しました。
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