Tuesday, July 6, 2010

暑いフランスの夏

地球温暖化が進む中、フランスの家々はクーラーがありません!数年前に猛暑のために多くの高齢者が亡くなったインシデントがあった辺りからレストランや公共施設はクーラーを設置するようになったらしいのですが、一般の家はまだまだクーラーがありません。

理由1:基本的に家は石造りなので、外気をシャットアウトする機能に優れている。というわけで、暑い日でも外よりも家の中のほうがややひんやりする。

理由2:ただ単に遅れている。以前にもフランスは実は発展途上国なのでは?という問いかけをしましたが、やはりクーラーのような文明の利器をすばやく取り入れるのは難しいのでしょうか。

最高気温が30度を超える天気の中、もともと午後4時台前後が一日の中で一番暑いフランスです。子供たちを寝付かせる午後7時半頃はまだまだクールダウン前の状態です。窓を開けて寝ると、「網戸」という文明の利器が上陸する前のフランスですから、今度は虫がわんさか入ってきます。わたしは毎日キンチョール(日本より持参)を片手にパソコンに向かって仕事をしています。翌日明るい光のもとで机を観察すると前日にキンチョールで死んだ虫がとにかくたくさん転がっています。

フランスで網戸を売り出すとよい商売になるかな?

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