Sunday, July 4, 2010

フランス人的バカンス

7月3日、フランス全土でいわゆるGrandes vacancesが始まりました。この日からフランスの子供たちは一斉に夏休みに入ります。みんなが好きな南仏方面に行く高速道路がひどく渋滞することや商店が数週間休むこともめずらしくありません。

そして我々も7月3日午前8時半出発で、長男が学外授業に訪れたIle d'Oléronにやって参りました。我が家から約530㎞の距離を私一人で運転したわけですが、前日家が暑かったためほとんど眠れなかった私は最後のほうゾンビのように運転していたので同乗者はさぞかし怖かったことでしょう。

ネットで予約した宿はシンプルそのもの。8畳くらいの部屋にシングル・ダブルのベッドが1つずつ設置されてあり、他には机、トイレ・シャワーがついています。長さ15メートルくらいのプールとレストランが徒歩15秒くらいのところにあります。子供たちが遊ぶ用に滑り台とブランコのセットもあるので、我が家から持参した自転車とボールもあれば子供たちはこれで大満足します。今回は朝夕食つきのプランを選びました。

Ile d'Oléronでは灯台見学、野鳥の沼、海、動物園、ボート、乗馬などなど遊べるところはたくさんあり、フランスの方々は少なくとも1週間くらいはゆっくりと滞在するようです。

今日は野鳥の沼を見学してきました。そこにはニワトリ、鴨、クジャク、白鳥、七面鳥、キツツキなどなどが柵なしで一緒に放し飼いにされています。白鳥の隣をニワトリが堂々と歩いている状態です。放し飼いにされている鳥の他にはヒツジ、イノシシ、コウモリ、フクロウ、カメなどもいました。かなり広い敷地を散歩しながらいくわけですが、激しくケンカする白鳥、メスに求愛するクジャク(羽を広げていてきれい)、近づく人間に対して体を引っ込めるカメなどがいてまったく飽きませんでした。子供たちも動物に対して興味しんしんで、大人が発見しないような植物や鳥の巣のことを教えてくれました。明日はポニー乗馬と海です。

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