Monday, August 31, 2009

座席だけは優等生

INSEADの通常授業が今日から始まりました。第一印象は、とにかく読み物が多いです。これをすべて読もうと思わないほうがよさそうです(すでにやる気をなくしている)。

教室は約4ヵ月間同じです。同期生は4つのセクションに分けられ、ひとつの教室につき学生約70-80人の座席も指定されています。そしてなんと私の座席は一番前の一番真ん中。そんな優等生席、今までの人生一度も座ったことがありません。先生の白髪やシワまでよく見えます。Cold callといって前ぶれなしに授業中に指されるターゲット#1です。しかし悪いことばかりではありません。足は伸ばしたい放題だし、スライドを吟味したいときに前方にやたら背の高い人が座っていることもありません。日本人の血が流れ始めた私は今日Financeの授業中に危うく眠りそうになりましたが、一番前にいるというプレッシャーから最低限開眼して乗り切りました。

私は文系ではないけれども、理系にもなり切れない曖昧な人間です。難しい内容の活字は苦手ですし、応用力を要する文章問題も苦手です。こういう中途半端な人間はこれからグループワークでどうやって貢献するのだろうか。パソコンに強いとか、やたらとリーダーシップがあるとか、すごく美しいとか(いるだけでみんなを癒す♡)、絵がうまいとか、何か秀でたものがあるとよいのですが、残念ながら何もありません。しいていえば手先はわりと器用かもしれません(でもボタンかけやワッペン縫いは嫌い)。先日のOutward Boundでグループメンバーの手にトゲがささり、素手で抜いたら感動されました。今朝は「鼻がつまっている、薬をください」というメールを受け取り、昨日は多発性肋骨骨折と鎖骨骨折と肩関節内骨折の同期生のレントゲンを見てくれという依頼を受けました。あ、なるほど、ビジネススクールにいても医者として頼りにされるわけね…ま、いっか…

これからの一年間、みんなにおいていかれないように、邪魔者扱いされないように頑張ります。

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