Wednesday, October 7, 2009

昔話その1

小学校2年生のときにJALの飛行機に初めて一人で乗って日本に向かいました。その後は4年生、5年生、6年生と同様に日本で夏を過ごしました。日本の公立小学校への体験入学はとても印象が強く、今でも私のidentityを大きく変化させた経験だと考えています。

成田では千葉のおばあちゃんが毎回迎えにきてくれていました。1週間ほど千葉で過ごし、今度は新幹線に乗って和歌山に向かいました(新幹線は母の弟などが同行していたはずです)。新幹線を降りて新大阪の駅で和歌山のおじいちゃんとおばあちゃんと再会しました。どの学年のときは覚えていませんが、一度だけ会う直前に「おじいちゃんとおばあちゃんの顔を思い出せない」と心配になったことがありましたが、あちらが覚えていてくれた上に会った瞬間に私も思い出して安心した記憶があります。

その後2か月間和歌山の田舎で過ごしました。学校の先生の配慮で友達もすぐにできて本当に楽しく楽しく1ヶ月間通学しました。蚊帳の中で寝て、駄菓子を買って、蚊取り線香の灰で遊び、花火に感動し(サンディエゴは空気が乾燥しているので手持ち花火は違法)、スクール水着にゼッケンをつけてもらい、仏壇を怖がり、ムヒが手放せなくなり、奈良で鹿にせんべいをあげ、給食を競って早く食べ….

日本からサンディエゴに戻ったときは必ず日本語が上手になっていたそうです(和歌山弁でしたが)。

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