今回の長期滞在の前に数回フランスに短期滞在をしたことがあります。前回まで道端に落ちている犬のフンと同じくらい私を悩ませたのがタバコでした。カリフォルニア州(とニューヨーク州)は喫煙者に対する社会的蔑視がアメリカで一番著明です。マリファナよりも普通のタバコのほうが悪いイメージで語られる社会で18年間育ちました。
フランスはとにかく喫煙者が多い!というイメージで今回覚悟して降り立ちましたが、2008年1月1日に「公共の屋内」では完全禁煙の条例が通っていため、レストランや学校、その他バーやクラブなどもすべて禁煙になっていました。おかげさまでとてもフランス滞在が楽になりました。案外日本でバーやクラブに行くよりも幸せです。
しかし、条例は通っているものの、末端でのタバコに対するイメージが変わっていないかもしれません。以前ディズニーランドの喫煙所以外の場所でタバコをポイ捨てしている人を見たと書いたことがあります。今日は近所の公園でまたまた信じがたい喫煙光景を見てしまいました。長男がクラスメートと遊ぶ横で、隣接する老人ホームから利用者さん数人とスタッフ数人で公園に遊びにきました。着くなり利用者さんたちを座らせ、一人のスタッフがなんと喫煙開始(左の女性)。
アナタ仕事中では?と一瞬よぎりましたが、まあ、フランスらしいっちゃあフランスらしいなとも思いました。フランス滞在終了間際になって、サービスの悪さや喫煙など「フランスらしさ」を寛大に受け入れることができるようになってきたかもしれません。
(それにしてもサービスだけにおいてはJALにでも頼んで国全体を根本から見直したほうがよさそうです。)
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