Saturday, March 6, 2010

日本の知名度

ヨーロッパ人的リゾートには子供たちの保育所が必ず含まれます。All-inclusiveのホテルだと食事だけでなく子供たちの保育も含まれるので、我々も数時間この保育所に預けてみることにしました。

そこのAnimateurとの会話(Animateurというのはリゾート地でスポーツやダンスレッスンなどを担当している人たちの総称です):
Animateur:どこのご出身ですか?
私:日本です。
Animateur:(そこにたまたまいたタイ人の女の子を見て)この子はタイという国からきたみたいなのですが、日本とタイは大体同じですか?
私:(質問の大雑把さに絶句)
Animateur:同じような場所にありますか?
私:(両国ともアジアにあるということを知っていそうで安心しながらも、まだ絶句状態)
Animateur:同じようなものでしょう?(←しつこい)
私:あのぉ、モロッコと南アフリカは同じですか、と聞かれているようなものです。
Animateur:あぁ、なるほど(照れ笑い)。

というふうに、日本、まだまだ知名度は低い?会話の相手が悪いような気もしますが…

Friday, March 5, 2010

ヨーロッパ人的リゾート

日本から遠いモロッコに参りました。主人や子供たちはアフリカ初上陸です。ヨーロッパ人にとってモロッコやチュジニアは日本人のグアムみたい位置づけです。ヨーロッパの方々はだいたい1週間は滞在するようです。

モロッコの中でも観光地はたくさんありますが、今回我々はアガディールというリゾート地に「ヨーロッパ人的リゾートライフ」を体験しに参りました。私のいうヨーロッパ人的リゾートライフというのは基本的に次のような要素が含まれます:

1.海沿いにある
2.お客さんはヨーロッパ人が大多数
3.宿泊代に食事代(朝昼晩)が含まれている。日中飲むお酒まで含まれているものだから我が家のようなアルコール依存家族は朝から飲み始める運命にある
4.海沿いにあるのに大きなプールが何個かある。日本ではプールサイドにおばあさんやおじいさんの姿はあまりみかけませんが、こちらではおばあさんやおじいさんがほとんどです。ハダカのおばさんもいます(あまり見たくない)。
5.アフリカでいうとモロッコやチュニジアに多い
6.お客さんはだいたい1週間くらい滞在するので飽きさせないように手を変え品を変え楽しませてくれる(ダンスレッスン、テニスレッスン、ゴルフコース、エアロビックスクラスなどなど)
7. 夜はスタッフ手作りのショーがあり、スタッフとお客さんの一体感が高まる(それとも冷める)
8.ノルマ:どんなに寒くても一日に一回はプールサイドで日向ぼっこをする傾向にある

旅行というと忙しく観光するイメージがありますが、このタイプの旅行はまったく違います。のんびりのんびりできます。

Thursday, March 4, 2010

不審物

いつの間にかP3の試験も終わりました。試験勉強応援のために主人が日本から来てくれていて、今回INSEADにきて初めて本格的な旅行に行くことになりました。しかし、出発の際、オルリー空港にてほんのちょっと身の危険を感じるハメに。私たちがチェックインをするカウンターの目の前になんと不審物が発見されたそうです…空港警備や警察の人たちにその場にいる全員(職員も)が避難させられ、我々のチェックイン制限時間が迫る中、50メートル四方以上が立ち入り禁止になりました。

そしてその場に30分くらいいたでしょうか、周囲に注意を促す笛音の直後、「パン!」という乾いた音。なんと不審物は本当に爆発物だったのです。

爆発物が爆発した後すぐに出入りが許されるようになり、チェックインに行ったら大きなじゅうたんに包まれたスーツケースらしきもの(写真参照)を警備の人たちが運んでおり、我々のカウンターには爆発で飛び散った破片が散乱していました。まさに私たちがチェックインするカウンターの真ん前です。

しかしこんなことは日常的なのか、空港スタッフや警備、おまけに客までもが平然としていたのにも驚きました。