Wednesday, February 24, 2010

阿蘭陀

歴史の教科書で習った鎖国下の日本と貿易関係にあった数少ない国の1つ、オランダ。17世紀の話ですが、INSEADに来てからオランダ人の友人に何度となくこの話を聞かされます。なぜオランダは日本と貿易ができたのか? 

貿易関係を勝ち得るためにその国の人々が「キリシタン」なのかどうか調べなければなりません。そこで出現したのが踏み絵です。INSEADのオランダ人友人らによると、他のヨーロパの国々は宗教心が強いのか踏み絵テストに受からず貿易権が得られなかった中、オランダは貿易権を勝ち得るためにさっさと踏み絵をしたそうです。

「ボクたち国民感情とか宗教心とか薄いからさ~」

などと冗談で言う友人ら。国民感情が薄いとは思いませんが、合理的な国民性です。日本の「本音と建前」とか「わびさび」などをこの人たちに説明するのは結構楽しいものがあります。彼らは思うことをさっさと言わなければ気が済まないらしく、日本や他のアジア諸国のように回りくどく要点を述べるのは苦手なようです。

オランダの方々に関してもう一つ思うこと:「この人たち母国語しゃべれるのかしら?」と。英語を母国語としない世界の中で確実にオランダの人々が一番英語が上手です。どうやら小学校のカリキュラムから英語が必須科目で、しかもアメリカの映画やテレビは字幕で放映されるのでオランダで生きていればリスニング力は自然につくようです。小さな国なのでオランダ語の番組だけではもたないのでしょうね。

オランダの友人らは踏み絵のことをよく話してくれますが、私はお返しに「蘭学」の話をします。300年の鎖国の間、唯一の西洋文化を日本に紹介してくれたのがオランダの蘭学です。解体新書や世界地図が鎖国下の日本に入ってきたのはオランダとの友好関係があったからであると。日本に入ったきた初めの西洋医学はオランダ医学でした。現在でもピンセット(pincet)やメス(mes)はオランダ語由来の言葉を使用しています。

と、ウィキペディアで学んだことをそのまま伝えています。

Tuesday, February 23, 2010

日本人VSアメリカ人

自分が日本人だな~と感じる瞬間トップ10
1. 温かいほうじ茶を飲むと妙に落ち着く(ティーバッグ定期的空輸)
2. 中国人と間違えられるとちょっとムッとくる
3. 炊きたての新米がおいしい
4. 掘りごたつを考えた人にノーベル賞を捧げたい
5. あんこが恋しい
6. 電話機能のみの携帯電話はすごく原始的に見える
7. 夜は日本酒と刺身があればとりあえず他に何もいらない。特にウニ。
8. 物が壊れるとどうしたらよいのか分からない。「初期不良」?!
9. 暗算が得意
10. 子供たちを日本語で育てている


自分がアメリカ人だな~と感じる瞬間トップ10

1. クリスマスツリーの下には床が見えないくらいのプレゼントを置きたい
2. メキシコ料理が日本食の次に好物
3. 運転するときに左ハンドルのほうがしっくりくる
4. 単一民族の国(日本)にいると自分がすごく目立つような気がする
5. 縦列駐車があまり得意でない
6. 大統領制が好き
7. 友達に会ったときは軽い抱擁で挨拶したい(本当は)
8. 買って気に入らなければ返品できると思っている
9. 感情むき出し
10. 毎年11月末頃サンクスギビング(感謝祭)のターキーが食べたくなる

Sunday, February 21, 2010

アルゼンチン・タンゴ

今日はアルゼンチン・タンゴのレッスンに出かけてきました。みなさんはどのようなイメージをもっているのか分かりませんが、私は他のラテンダンスのようにリズムに乗って汗をかきながら踊るのかと思っていました。事前に見ていたYouTubeの動画が「間違い」だと思っていたのが「間違い」でした。

タンゴでは相手の「ピク」っとした動きで次の手を読み取って対応しなければなりません。人の気持ちなんて読めない私は相手が次にどこに行きたいのかまったく分かりませんでした。

SalsaやBachataではパートナーから明らかな合図がありますが、明確なサインがないタンゴ...私にとっては踊りというよりは心理学の授業のようでした。

写真の女性は私ではありません(一応)。

Thursday, February 18, 2010

小さな冬季五輪

個人的にINSEAD生活はP3の中間地点で豹変し、今日はなんと長男の学校行事のお手伝いをする余裕がありました。

現在行われているバンクーバー五輪にちなんでJeux Olympiques de Veneux-Les-Sablons(記念すべき第一回)と称して長男の学年の子供たち55人で行われる小さな運動会です。日本のように気合の入ったお父さんが朝からビデオの場所取りをしたり、お料理上手なお母さんが早起きしてお弁当をこしらえているシーンはありません。その日手伝いにこれる親が8人くらい集まって審判役として参加しただけです。それでも子供たちは十分に楽しそうでした。

種目はスラローム、ボブスレー、スキージャンプなどがあり、どれも冬季五輪の種目名ですが、体育館内で行うために各所に先生方の工夫が感じられました。

週に2回ある体育の授業でどの種目も練習してきたらしく、みんなルールやコツを理解していたためなかなか上手でした。

写真は与えられたものを使用してチームで雪だるまを完成させるゲームです。2本ある棒は足にするべきか、腕にするべきか話し合っているところです。

6チーム中最下位のチームキャンプテンだった長男ですが、なぜか自分では4位だと思っているので、そのままにしておくことにします。

Tuesday, February 16, 2010

多様なヨーロッパ

プリンタが壊れたのでネット上でプリンタを購入しました。48時間以内に発送され、きれいな状態で届いたので安心しました。

驚いたのがQuick Start Guideの分厚さです。なんと16カ国語で書かれているので、一言語だけなら18ページで終わるものが18x16=288ページの本になっています。ヨーロッパは実に多様です。

英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語などはアメリカでも丁寧な説明書きなら見たことがあります。しかしそれ以降はオランダ語、イタリア語、ポルトガル語、デンマーク語、スロベニア語、ノルウェー語、その他言語名すら読めない言語が続きます。

日本ではせいぜい日本語、中国語、韓国語くらいなのでまだまだ楽ですね。

Monday, February 15, 2010

プチ・モンスターペアレント

長男は日本でいう小学校一年生なので、学校の宿題が毎日出ます。ほんの15分程度ですが、私が自分の学校から帰宅してから一緒に寝る前に算数や国語をします。

フランスの小学校の先生方はご褒美代わりにbon pointを配ります。なんの変哲もない小さな紙切れにbon pointと書いてあり、10枚でune image(写真か絵)に取り換えることができます。子供たちは必死にこのimageを集めます。宿題をしたとき、何かよいことをしたときは1 bon pointもらえますが、悪い子だったりしたら取り上げられるそうです(ときにはいっぺんに2枚取り上げられるとか)。

長男は宿題をしていくとこのbon pointがもらえるので毎日まじめに宿題をしています。

先日30,40,50をそれぞれtrente, quarante, cinquanteと筆記体で書く宿題が出ました。普段は先生が赤ペンで例を(写真のtrenteのように)書いておいてくれるのですが、その日はなぜかquarantecinquanteには例がなかったので、私が適当に例を書きました(写真の左端)。長男はなぜかqを書くのが難しかったらしく、その晩は何度も書き直しました。普段上手なのになんでできないのだろうか?とふと思いました。

私の筆記体はアメリカ製です。

返ってきた宿題は赤だらけ。どうやらフランス式筆記体のqはアメリカ製のものとは異なるらしく、それだから長男は書くのに苦労したのでしょう(母がいきなり違う書き方を紹介したものだから難しかった)。

そしてその日は宿題をやっていったのに赤が多いものだからbon pointがもらえなかったらしいです。すごく悔しかったようで、帰ってきてから泣きながらそれを訴えてきました。

先生の採点が厳しいような気もしますが、ここで文句を言いに行くとちょっと前にはやったモンスターペアレントと呼ばれそうなのでやめておきます。

Sunday, February 14, 2010

自転車+メリーゴーランド

今日は日曜日で久しぶりに晴れました。地面にまだ雪は残っていますが、思い切って自転車乗り+フォンテンブロー市内メリーゴーランド見学に行って参りました。

フォンテンブローの中心にあるメリーゴーランドはなかなか個性的な造りで、なんと2階建てです(写真参照)。馬以外では、ラクダ、ネコ、ライオン、トラ、キリンなどの動物もあって、車や馬車やティーカップ(自分で回せます)などにも乗れます。8回で10€の券を購入したので子供たちは2回ずつ乗りました。

写真では2階に長男、1階に次男がいます。