今日は自分の授業を少しサボって長男の「800m走」を見に行きました。日本にいるときは、友人の多くが通う憧れのバ○ィスポーツ幼稚園にわが家は通っていませんでしたが、真の理由が(今になって)ようやく分かりました。
800メートルの長い道のりを前にスタートラインでは最前列に立ち、結構気合に入った顔をしていた長男。
スタート前にかかりのおじさんが「一緒に走っている大人(タイムキーパー的存在)の前に出てはいけません」と言っていたので、走り出す前にその旨を長男に伝えようと声をかけようとしましたが、まもなく「位置について、ようい」と言われてしまい伝えられずに始まってしまいました。
「どうしよう、一緒に走っている大人の前に出ちゃったら....」などと一瞬思いましたが、まもなくそんな心配はまったく必要なしということが判明。途中までは「後半組」で頑張っている長男をクールに見ていましたが、あれよあれよという間に「後部組」の仲間に入ってしまい、ゴール直前では、
「ビリだったらどうやって声をかけようか...」と思いました。
いつも自分は足が遅い遅いと嘆いている長男。真相はどうなのだろうと今日は確かめに行きましたが、どうやら本当に長距離走は苦手らしい。でも普通は苦手ならイヤな顔をして走るのでしょうが、ゴール直前で声をかけたら「高橋尚子風」に沿道のファン(私)に笑顔で手を振りました。息も切れていません。さわやかに負けているのなら、まあ、いっか。
そしてビリから4番目であることに対して本人はまったく気にしておらず、全体で2位になったらクラスメートのことを私に自慢しました。
何位になっても途中一回も止まらずにさわやかに走り切った長男は全員に配られたメダルをもらってご満悦でした。
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