ポケモンカードのおかげで上級生に大人気の長男。同学年にお友達がいるのかどうか少し心配していました。
先日次男の柔道練習に行くために「道場」と呼ばれる施設を訪れたら長男の同級生Lucasがいました。柔道終了まで時間があったので隣接する図書館に行くことになり、私は初めて長男がフランス人のお友達と接するのを目の当たりにしました。
二人の会話はもちろんフランス語です。
難解な迷路の本を見つけた長男は、自分がスタートから、Lucasがゴールから始めていって途中で出会うという遊びを考案したいと思いました。まずは相手の注意を引くためにLucas, attends, attends! (ルカ、待って待って!)と言います。Lucasが「なになに?」というふうなことを言いながら寄ってきたら、今度は長男がスタートを指さしながらMoi (ボク)、ゴールを指さしながらToi (キミ)と伝え、あとは暗黙の了解で遊びが始まります。
長男が発する言葉はたったこれだけなのに立派に子供同士の遊びが成り立っていました。
いつもなら隣にいる私に通訳をさせますが、その日は違い、自分ですべてコミュニケーションをとっていました。きっと小学校で自分しか頼る人がいないときはこのように最低限の単語で生き抜いているのでしょう。
子供同士の会話はシンプルであると同時に奥が深いような気がするのは私だけでしょうか。
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