今学期の科目の中でLeading People and Groupsというものがあります。評判の良否は人それぞれですが、細かい計算や暗記物がない分、我々が今学期受ける授業の中でもっとも「楽」な授業のはずです。ただし、そのタイトル通り、リーダーとしての素質を育てる目的があり、毎度毎度深く考えさせられる内容であります。
先日の授業は上司や部下に如何にうまくfeedbackをするかというテーマでした。現在毎日ともに過ごしているグループメンバーにグループワーク中におけるお互いのpositive feedbackおよびnegative feedbackを口頭で伝えるという時間があり、ここで変な汗をかいて一年分の神経を使いました。
私のグループはなかなか面白いグループで、私を含め5人で構成されています。それぞれ強い個性の持ち主ですが、今までなんとなくバランスをとりながら様々な課題をこなしてきました。今まで密に時間を共有してきた仲間に「アナタのココが気に入らないからこうしたほうがいい」などということを本人や他メンバーを前にして伝えるなんて難しいですよ。
私が言われたことは、もっと発言しなさい、調和のために意見を簡単に変えてはいけない(日本の方々は信じられないでしょうが、INSEADにくるとこの私が「調和重視」と思われるのです)、口調を和らげて、などでした。1か月しか一緒にいないのにみんな本当によく見ている!
変な汗をかいて一時間、今後このグループは成り立つのだろうか…という当初の心配をよそに元通りのなごやかな雰囲気に戻りました。
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