Friday, September 11, 2009

前言撤回

昨日のエントリーで確率統計の授業のことを話しました。数学らしいことはしていないと言いましたが、今日の授業冒頭で先生は「いよいよ今日から本気を出します」と宣言してから本当に授業内容が一変しました。いままで3回は序論だったらしい…

計16回しかないこの授業のうち、貴重な3回を序論にあてがった先生。どういう理由があったのだろうか。私はこう考えます。

理由その1:エンジニアなど数学に強そうな学生が多いINSEADですが、中にはやはりもろ文系の人もいます。その人たち用に初めの3回はゆるい導入程度でおさえた。

理由その2:とても魅力的な先生です。そして一般的にはそのややこしさから嫌われる科目「確率統計」です。3回分の授業時間で生徒を十分に自分に惹きつけておき、楽しくなった絶頂で難しい話を出し、生徒の数学アレルギーをやわらげた。

私は後者だと思います。少なくとも自分自身はこのパターンにはまりました。数学の中で確率統計が一番嫌いでしたが、この先生とならやっていけそうかな~という妄想まで抱き始めてしまいましたよ。

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