Sunday, February 7, 2010

一番おいしいマッコリ

日本にいるときは韓国の方たちがいるとすぐに見分けがつきます。顔の形、ファッション、言語などの違いが顕著に表現されます。でも、INSEADのような場にいると逆に日本に一番近い国は韓国なのではないか、と考えるようになります。

距離的に一番近いのは分かるのですが、文化やマナーも実は似ています。中国系の方には感じない「家族」感をお互い感じます。

以前からずっと企画したいと思っていた「日韓合同パーティー」が先日実現しました。韓国側からは手作りのキムチチヂミ、プルコギ、チャプチェなどが提供され、日本側からはすき焼き、つくね、ちらし寿司が用意されました。フォンテンブロー近郊にすき焼き用のお肉を販売しているスーパーはないので、当日パリまで運転していってえのきだけや糸こんにゃくなどと一緒に2.5㎏の薄切り肉を購入しました(ちなみに牛肉安いです!2.5kgでお肉代が40ユーロ、5000円ちょっとくらい)。日本側の料理班長を担当してくれたのはP1学生の奥様です(感謝!)。写真は班長と共にすき焼き作りを手伝ってくれている料理班のショットです。

さて、このようなときに残念に思うのが、韓国人のINSEAD生の中は「日本に住んだことがある」「東京に行ったことがある」「日本語が話せる」というふうに日本に興味を持っている方が多いのに対して、私も含め日本人学生の中に韓国語が話せたり、韓国について詳しい方があまりいません(韓国料理のことはやけに詳しいケド)。私自身、大学で日本に帰国するまで韓国については「ソウル五輪」くらいしか知らず、日韓間で抱えている様々な政治的な問題や逆に日韓で共通している文化や国民性についてはみじんも知りませんでした。

しかし手作りのチャプチェと一緒に飲むマッコリは本当に本当に美味しかったです。

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