Thursday, September 3, 2009

La rentrée

いよいよ今日から公立学校が始まりました。それに付き添うために学校を休む覚悟だった私は、午前中INSEADでの授業がたまたまなかったのでゆとりをもって二人の初登校に同行できました。

まずは8:20開始の小学校。

学校にたどりつくと、「イロ!」といって駆け寄ってくるちょっと大きめ(小学校高学年か?)男の子がいました(フランス語では「H」の音が消えるので、「ヒロ」ではなく「イロ」と呼ばれていることが多いようで)。それは、8月中に数回子供たちを預かってもらったCentre de Loisirsで長男が仲良くなった男の子で、そのご家族は「崖の上のポニョ」のファンだそうです。こんな田舎にもいる宮崎ファン…海外にきて初めて知る日本文化の奥深さです。その男の子のおかげで長男の表情は一変し、少し安心したようでした。

初日は親も校内に入り、先生と対面してやりとりをします。みんな隣接している幼稚園から進学してきているとはいえ、長男の学年は日本でいう小学校1年生。やはり「小学校」に初めてきたということで全員緊張しているようでした。先生が1家族ずつ対面し終わると、いよいよ26人全員でそろって教室へと消えていきます。そのとき歩きながらなぜか我が長男は隣の女の子と手をつないでいました♡。さてどんな顔して帰ってくるのか?

次は8:30開始の隣接している幼稚園へ。こちらも初日は先生と短い会話を交わし、アシスタントとも顔見知りになりました。普段知らない環境に置かれると委縮する次男はなぜか今日勇ましく早速オモチャへと駆け寄っていきました。これもきっとCentre de Loisirsと同じ建物に幼稚園があり、少なからず顔見知りがいたからでしょうか。さてどんな顔をして帰ってくるのか?

すばらしい教育制度のおかげで公立学校の学費がすべて無料のフランスですが、給食がやや高め。一人一食3.65ユーロ(500円くらい)。毎日学食で2-3ユーロの食事をしている私よりも高い食費です。内容はまた今度紹介したいと思います。

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