Tuesday, August 4, 2009

日米の仏的お役所仕事

お役所仕事(の程度の低さ)で有名なフランスですが、我々も今回の渡仏の際にやはりその被害者となってしまいました。

私の場合、同行者に子供たち+アメリカ永住者の実母がいたため、申請の際に持参する書類集めはやや煩雑でした。事前にしっかりと調べてから行きたかったのですが、在日仏大使館は電話で質問は受け付けないとのこと。大使館のHPに書いてあるメールアドレスに3回メールを出したけど返信なし。バカバカしくてファクスはトライもしませんでした。

申請当日は母と一緒に大使館まで行きました。大使館では母の申請をアメリカでするように言われました(それも本当は事前に知りたかった事項の一つでした)。そして私たちの当日持参した書類にもやはり不備があり再度提出することに。再提出は郵送でよいとのことでこの点においてはほんの少しプラス評価。

後日、大使館の方から日本語で留守電にメッセージが入っており、ビザの発給には私が離婚している証明書および子供たちの親権が私にあるという証明書が必要とのこと。留守電を聞いたとき
「???????離婚してないけど?????」

と思い、すぐに折り返し大使館に電話をしてその事実を伝えようとしましたが、ビザ発給係には電話がつながっていないとのこと(ホンマかいな)。再度メールを2回書きましたが、返信なし。

最終的には(理由はよくわからないけど)ビザが無事送られてきて今ココにいるわけです。

母は在Los Angelesフランス総領事館を相手に闘いました。HPを参考に書類を集めていったらHP上に書かれていなかったような書類を請求されて泣く泣くサンディエゴへ戻って集めなおし。その後言われた通りに追加書類を集めて翌日数時間かけてLAまで行ったら、今度はHP上当日支給とされるはずのビザが10日ほどかかるとのこと。なぜHPに記載されている内容と異なるのかと問いただすと、今年の6月頃に規定が変更になったけどHPが更新されていないと。「そんな重要なことは電話予約の際に言ってくれ~」という母の叫びが西海岸から聞こえてきそうです。

その後電話で問い合わせようとしても、さんざん待った挙句に:
その1:「日本語ができる人がいますか?」 「いません(ガチャン)」
その2:「ビザ係お願いします」「つなげません(ガチャン)」
という対応だったそうです。母はあきれています。

渡仏予定日の前日朝9時前に領事館からビザが下りたという電話連絡があり、正午で閉まる窓口で受け取るために母は3度目のLA行きを余儀なくされた…(たぶん暴走族並みの荒運転で高速道路を飛ばして行ったのであろう)。

どうせ最終的に支給されるのだから、もう少しストレスの少ない方法でビザを支給してくれ~

ちなみに、2年半ほどマルセイユに滞在した日本人ドクター夫婦の奥様(私の大学時代の知り合いです)から後ほどいただいたアドバイスがかなり有効だと思われます:在日仏大使館のビザ係への連絡はファクスがベスト。しかも、パソコンで打ち込んだ読みやすい文書が必須で、行間を十分に空けてその空きスペースに先方が手書きで返答できるようにしておく。ファクスは1度ではなく、2度ほど送ると返信がある。彼女はこの方法で大使館から返答があったとのことです。

なんでそこまでしなきゃいけないのかよくわからんけど、そういうことらしいです

みなさん、ビザ取得頑張りましょう。

4 comments:

  1. 子連れ渡仏、お疲れさまでしたー。
    無事にビザ取得できたようで、何よりです。
    私も、ただいま永住権の更新中なのですが、アメリカのお役所にやられまくってます。

    あっこちゃん家族の楽しいフランス生活、更新楽しみにしてますね。

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  2. Mikiちゃん、
    早速コメントありがとうございます。アメリカのお役所仕事についても数ページ語れそうですね...

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  3. 無事到着お疲れさま。
    行く前から疲れましたね。
    フランス日記たのしみにしてます。

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  4. yukiちゃん、
    応援有難うございます。子連れでの渡仏、案外疲れます。早く地元の保育に彼らを放り込まなければ・・・・

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