Tuesday, January 12, 2010

フランスのカギ事情

住居探しや学校見学のために昨年4月下見旅行に来たとき、ここの大家さんにまず教わったのが「カギの閉め方」でした。French doorsという名称があるだけあって、こちらのドアはかなり特殊です。中からも外からも実際のカギを使って閉めなければならないので、家の中に入ったからといって簡単に手でロックできるわけではありません。そもそもカギを回す際にドアのレバーを思い切り12時の方向に保持しなければなりません。11時の方向でも閉まってくれません。

最近おもしろい発見をしました。私の部屋のドアにもカギがかかっているので、♂x2人に部屋を荒らされる前にカギをかけようと回しましたが、なかなか回りません。カギが違うのか、力が足りないのか、いろいろ調べていった結果、なんとドアとカベが噛み合っていませんでした。つまり、カギを回す際にドア側からカベに入っていく金属の部分(ラッチとでもいうのでしょうか)に対する受け入れ側の穴がカベにありません。もう少し高いところには受け入れ側の穴がありますが、このドアには到底合いません。

これぞフランス。

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